SBIホールディングスと、エンターテインメント・プロダクションのTWIN PLANET(ツインプラネット)は7月18日、資本業務提携に向けた基本合意書を締結したと発表した。両社はタレントおよびIP(知的財産)マーケティングの領域で協業し、Web3技術を活用した新規事業の創出を目指すとしている。本提携の背景には両社の事業基盤を融合させる狙いがある。SBIホールディングスは5442万を超える顧客基盤と金融データを有しており、メディア・マーケティング関連事業を統括する子会社としてSBIネオメディアホールディングスを設立し、事業展開を進めている。> > 関連記事:SBI、メディア新会社「SBIネオメディアホールディングス」設立──第4のメガバンク構想と連動、1000億のコンテンツファンドも> > > 一方、TWIN PLANETは「新しい学校のリーダーズ」をはじめ多様なタレントやクリエイターが所属しマネジメントを行うと同時に、「たべっ子どうぶつLAND」の企画運営などIPプロデュース事業でも実績を持つ。提携内容においてWeb3分野で注目されるのは、新規デジタルコンテンツの共同開発だ。両社は、SBIグループが持つデジタルスペース生態系と、TWIN PLANETのIP企画力およびクリエイターネットワークを融合させる計画だという。具体策として、NFTやトークン発行による資金調達の支援、アルバムやコンサートなどを対象としたSTO(セキュリティ・トークン・オファリング)やIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)の組成を挙げている。これにより、ファンがIPの成長を直接的に支援できる仕組みを構築し、クリエイターの活動を多角的にサポートする経済圏の創出を進める方針だ。このほか、本提携にはSBIの顧客基盤を活用した共同マーケティング、次世代IP・タレントの共同発掘と育成、金融とエンタメを融合させた地方創生事業、1000億円規模のコンテンツファンドへの支援、SBIのグローバルネットワークを活用したIPの海外展開支援が含まれるとしている。
SBIと「新しい学校のリーダーズ」マネジメント会社が資本業務提携──NFTやSTOでクリエイター支援へ | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)
SBIホールディングスと、エンターテインメント・プロダクションのTWIN PLANET(ツインプラネット)は7月18日、資本業務提携に向けた基本合意書を締結したと発表した。
両社はタレントおよびIP(知的財産)マーケティングの領域で協業し、Web3技術を活用した新規事業の創出を目指すとしている。
本提携の背景には両社の事業基盤を融合させる狙いがある。SBIホールディングスは5442万を超える顧客基盤と金融データを有しており、メディア・マーケティング関連事業を統括する子会社としてSBIネオメディアホールディングスを設立し、事業展開を進めている。
一方、TWIN PLANETは「新しい学校のリーダーズ」をはじめ多様なタレントやクリエイターが所属しマネジメントを行うと同時に、「たべっ子どうぶつLAND」の企画運営などIPプロデュース事業でも実績を持つ。
提携内容においてWeb3分野で注目されるのは、新規デジタルコンテンツの共同開発だ。両社は、SBIグループが持つデジタルスペース生態系と、TWIN PLANETのIP企画力およびクリエイターネットワークを融合させる計画だという。
具体策として、NFTやトークン発行による資金調達の支援、アルバムやコンサートなどを対象としたSTO(セキュリティ・トークン・オファリング)やIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)の組成を挙げている。
これにより、ファンがIPの成長を直接的に支援できる仕組みを構築し、クリエイターの活動を多角的にサポートする経済圏の創出を進める方針だ。
このほか、本提携にはSBIの顧客基盤を活用した共同マーケティング、次世代IP・タレントの共同発掘と育成、金融とエンタメを融合させた地方創生事業、1000億円規模のコンテンツファンドへの支援、SBIのグローバルネットワークを活用したIPの海外展開支援が含まれるとしている。